「がんと栄養セラピー」
2018年7月27日 講師:BODY INVESTMENT 日下部淑美氏
非常にわかりやすく説明してくださいました。
抗がん剤でがんは治せない
日本人のがんになる確率 2人に1人
がん死亡率 3人に1人
末期がんの5年生存率20%以下
なぜ日本だけこれだけがんが増えたのか?
日本のがん医療は50年遅れている。
大量に作りすぎた抗がん剤を使わざるを得ない仕組みに問題がある。
日本の保険医療で保険が適用できるのは抗がん剤、放射線治療、摘出手術であり
抗がん剤は大きな位置を占めている。
しかし、アメリカのがん研究所所長(当時)デビット・シドランスキー博士が1985年に
抗がん剤はがん治療に無力
発がん性がある
がんを増殖させると発表。
WHOも同じ見解を表明している。
がんとATP
代謝とは
異化 ATPをつくる
(アデノシン三リン酸)
同化 ATPを使う
(別のものを作る)
ATPは体内のエネルギー通貨と言われ、1日に消費するのは70kg。
食べ物を咀嚼・消化・血流に乗せて細胞に運ぶ・排泄する、これらはすべて消費、
ATPを作るのは細胞内のミトコンドリアだけ。
ミトコンドリアが作り出すのが36ATP
(栄養素と酸素が結合(燃焼)させる)
がん細胞が作り出すのが2ATP
(酸素・栄養素が少なく、ミトコンドリアが不活性になるとがん細胞が一生懸命に
エネルギーを作ってくれる。しかもがん細胞は酸素不要・エネルギー効率が低く、
糖の消費が多く、生存率が高い)
がん細胞が作り出すATPは18倍のエネルギーを消費してしまう。
がん発生の要因
低酸素・低栄養・低体温が要因
がん治療で糖質制限を唱える医者がいる。がん細胞にATPを作らせない理屈。
でもこれでは健康体は取り戻せない。ミトコンドリアの活性化が必要。
ミトコンドリアを活性化させてATPを増やす
ATPを無駄遣いしない
細胞に栄養と酸素を届けるには
・食べたものを消化し吸収する
・血流を良くする
・呼吸を整える
・腸内環境を整える
ATPを使ってATPを得ている
ATPの無駄遣いとはエネルギーを無駄にたくさん使うということ
・炎症 放射線治療や検診の被爆を含む
・酸(pH) 薬・食品添加物・酒・たばこ・ジャンクフード・砂糖など
・血流の流れ 動物性食品など
・免疫の低下 抗生物質・ワクチン・腸内環境の悪化
・ストレス
牛肉の油脂の融点は40度以上。これを溶かすのに沢山のエネルギーを消費する。
風邪などの薬は”辛い”を抑制するだけで治してはいない。
霜降牛・牛乳・食品添加物が危ない
霜 降 牛:脂身たっぷり=メタボな牛
脂の分解に大きなエネルギーを使う
脂に溶けやすい薬・添加物が体内に取り込まれる
牛 乳:本来、牛のつくれる乳は20リットル
商業ベースに乗せるために70~80リットル出せるようにホルモン剤を注入している。
牛乳を多く飲んでいる国では乳がん・骨粗鬆症・糖尿病が多い。
食品添加物:日本では一人平均4.6kg/年 摂取している。
許可されている食品
日 本:1500品目
アメリカ: 133品目
ド イ ツ: 64品目
フランス: 32品目
イギリス: 21品目
陰陽五行に合わせた食療法
がんの方に限ってパンが好き、麺が好きという方が多い。
食事の基本を整えること
ごはんとみそ汁
陰陽バランスで冷え対策
スムージーに冬場にバナナやパイナップルを入れるのは冷えのもと。
旬のものを食べる。
がん療法
・瞑想 ATPの浪費を防ぐ
・呼吸法・森林浴 酸素量を増やす
・断食 ATPの浪費を防ぎ排毒を促す
・運動 体温と免疫を上げる
・栄養 ATPを作る
免疫細胞を作るには10年かかる。環境を整えるのが大事。
サプリの選び方
・何がどれくらい入っているか
・天然由来か合成か (合成だと分解・排泄にエネルギーを費やす)
・吸収率はどれくらいか
・どれくらい細胞に作用するものなのか
・品質は確かか
補助食品は5~7%しか吸収しない。栄養機能食品がお勧め
講師紹介
栄養管理士
心理カウンセラー
メンタルトレーナー
日下部淑美
管理栄養士業務、栄養指導等の受託
www.wa-and-beauty.jp
BODY INVESTMENT
BESTな体を手に入れるためのパーソナル健康投資術を発信
bodyinvestment.jp
陰陽五行臓活食養協会
https://zoukatsu.amebaownd.com
P.S. がん保険について
参加されていたアフラックの方からのご提案がありました。
「今日の講習で、もし皆さんががんと宣告されても、
抗がん剤を使いたくないと思われた方が多いと思います。
がん保険を選ぶ際に、治療法を指定したものもありますが、
一時金を受け取って自分で治療法を選択できるようにできるものもあります。」
見直しされてはいかが?